40年以上に渡る設計と製造の経験から――同時に行ってきたフィールドテストと実地での使用と相まって――私たちは荷重伝達、アクティブフレーミング、そして最高品質のを使用することの重要性について学んできました。ここではミステリーランチの特許技術であるLoad Carriage™️の設計思想、また実績あるデザインと技術を見ていくことで、長距離でも快適に担いで移動できるバックパックの秘密を解き明かしていきます。

お手入れとクリーニング

使用後の基本的なお手入れ

  1. パック内部のゴミやほこりを取り除いてください。
  2. パック表面の汚れはぬるま湯で湿らせたタオル等で拭きとるか、柔らかいブラシでこすり落とします。
  3. よく乾燥させてから直射日光の当たらない風通しの良い場所で保管してください
  • 長期保管する場合は除湿剤を入れることをお勧めします
  • 表面の汚れがひどい場合は中性洗剤を希釈した液をタオルに付けて拭く、または、柔らかいブラシでこすり落としてください。
  • 洗濯機での丸洗いはしないでください。
  • 高温多湿の環境は生地のポリウレタンコーティングを痛める原因になりますので、その様な状態での保管は避けて下さい。

パックのクリーニング方法:

  1. ヨークのベルクロをはがし、ヨークをバッグ本体から取り外します。また、ウエストベルトのウェビングを抜き、パックから取り外してください(ウエストベルトがある場合)。
  2. 雨蓋やメインジッパー、ポケットをすべて開いた状態でパックを逆さまにして振り、中の埃やゴミを取り除きます。
  3. 浴槽や大きめの流し台にぬるま湯をためて中性洗剤を入れ、パックを浸け洗いします。気になる部分は柔らかいブラシなどでこすり洗いをして、汚れを落としてください。*ハンティングの獲物の血の汚れにはオキシドール(過酸化水素)をふりかけると落としやすくなります。
  4. パック全体を水でよくすすぎます。
  5. 洗ったパックは必ず直射日光を避けて日陰に干し乾燥させてください。
  • 生地が折り重なった部分などは特に乾きにくいので、扇風機で風を当てるなどして部分完全に乾燥させてください。乾燥が不十分ですと、製品の劣化につながり保証対象外となります。

Fire パック限定のクリーニング方法(ホットスポット/クルーバッグ IA フレームを除く):

  1. ジッパーやドローストリング開閉のポケットをすべて全開にした状態でパックを逆さまにして振り、消火活動などで中にたまった埃やゴミを取り除きます。
  2. フレームシートアジャスターを使ってヨークのベルクロをはがし、ヨークをバッグ本体から取り外します。取り外したヨークも振って埃を払ってください。
  3. パックを洗車場に持って行き、高圧洗浄機でパック全体を洗います。ポケットの中も忘れずに洗ってください。
  4. 洗ったパックは必ず直射日光を避けて日陰に干し乾燥させてください。

各部のお手入れ

ジッパーのメンテナンス:

  1. 開いた状態のジッパーにエアダスターを吹き付け埃を取り除きます。
  2. 必要に応じてジッパーの素材に適した潤滑剤をメーカーによる使用方法の表記に従ってご使用ください。
  • 潤滑剤を購入する前に使用上の注意をよく読み、ご利用のパックのジッパーの素材に適しているかお確かめください(金属、ナイロン、プラスチックなど)。

生地の撥水性維持:

  1. パックの撥水効果を高め維持するには、RUST-OLEUM® NeverWet® 布製品用撥水スプレー(透明)の使用をお勧めします。メーカーが指示する使用方法に従ってスプレーをご使用ください。